キックボクシング界の神童で47戦無敗を誇る那須川天心選手が、プロボクサーでのデビュー戦(6回戦)に勝利し早くも世界戦を見据えた闘志を燃やしています。
4月8日この日、日本ランク2位の選手と6回戦を行い、3ー0の判定で勝利しました。
そんな那須川天心選手の世界戦や日本タイトル戦までのプロセスをご紹介していきます。
この記事では、那須川天心(プロボクシング)選手の
- 世界戦の階級や時期
- 対戦相手(世界戦)や試合開催地
についてご紹介していきます。
【試合結果速報中】那須川天心、ボクシングデビュー戦は大差判定勝ち この後、井上拓真、寺地拳四朗登場のダブル世界戦 – サンスポ https://t.co/46cZXUd0ee @SANSPOCOMより
— サンスポ (@SANSPOCOM) April 8, 2023
那須川天心世界戦マッチメイクまでのプロセス
那須川選手が、4月8日に行われたプロボクシングデビュー戦勝利(3-0判定)を受けて、早くも日本タイトル戦やその後の世界戦がいつになるのかおのずと注目が集まります。
那須川選手は、ボクシング転向を表明して以降猛練習を積んできました。
こちらの動画では、元世界3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(36=帝拳)が、那須川選手とガチスパーをやったときの印象をズバリ答えてくれています。
元世界王者からのお墨付きで、那須川選手が今後世界戦に向けた試合の参考材料になると思います。

このように、元世界3階級制覇王者ホルヘ・リナレスは、“あと5試合だけプロで挟めばすぐ世界チャンピオンになる”とまで言わしめる那須川天心選手のポテンシャルがいかに凄いのかを物語っていると言っていいでしょう。
でも、次戦は日本タイトルへの挑戦が先になるかと思いますので、仮に順調にランクを上げていけば、世界戦も2024年度中には見えて来るということです。
ここで、世界2階級王者の京口紘人選手のコメントもご紹介します。
那須川天心日本タイトルまでのプロセス
アマチュアを経験していない素人が辿る道のりは、一般的にはジムに入会してJBCのC級ライセンスを取得してデビューします。
その後4回戦の試合を数試合こなしB級(6回戦)、A級(8回戦)とステップアップし日本ランキングに入るように試合を組んでいきますが、天心選手の場合いきなりB級からのスタートとなったわけです。
それもこれも、これまでのキックボクシングの実績に加えて、所属している帝拳ジムの後押しもあってのことだと思います。
晴れてランクインしたら日本王者を目指していくわけですが、天心選手は今回の試合後東洋太平洋8位にランクインされたというネットニュースがありました。
となると、年内の日本タイトル戦(10回戦)に向けてジム側も動いていると思っても良いでしょう。
その後は日本タイトルを防衛して徐々に東洋太平洋・世界ランクをアップさせるか、世界ランカー或いは東洋太平洋タイトルに挑戦して世界ランク上位入りを目指します。
そこまでくれば世界戦挑戦が現実味を帯びてくる段階になると思います。
あとはジムの力や階級しだいで挑戦が早いか遅いかになってきます。
いわゆるそれぞれの団体の世界チャンピオンを目指す対戦です。
那須川天心の世界戦の階級や時期
まず世界戦の階級ですが、バンタム級で一つの団体を獲ることで次の弾みになるのではないでしょうか。
世界を獲ったプロボクサーや、すでに現役引退している元世界チャンピオンの面々が口を揃えて那須川選手の世界戦の時期をざっくばらんい答えています。
仮に2023年中に日本タイトルを獲ったとした場合には、2024年は東洋太平洋のランカーとのマッチメイクが行われて勝てば東洋太平チャンピオンを目指す流れになっていきます。
帝拳ジムの意向によっては、東洋太平洋タイトルを目指す前に世界ランカーとのマッチメイクが行われるのであれば、自動的に東洋太平洋の上位にランクインされることになり、チャンピオンになることなく世界戦を行う可能性がありますね。
時期については、2024年には、大きな動きがあるのではないでしょうか。
那須川天心の対戦相手(世界戦)や試合開催地
今回は、スーパーバンタム級6回戦としてデビュー戦を勝利で飾ったわけですが、仮にバンタム級で世界戦を狙うにはまず日本タイトル挑戦が必須になります。(2023年内~2024年)
JBCバンタム級日本王者の堤聖也選手を倒さなければなりません。
そして、スーパーバンタム級で世界を狙うには、まず東洋太平洋で上位にランクインされることで、現東洋太平洋バンタム級チャンピオンの武居由樹 (たけいよしき)選手との対戦で勝つことが世界戦に向けた条件になっていくと思われます。
この記事では、天心選手の世界戦に向けた階級をバンタム級とスーパーバンタム級の二つの階級で予想を立ててみましたが、対戦相手を予想する前にどの階級を主戦場にするのかという課題が残ります。
まだ先のことになりますので2023~2024年にどのようなマッチメイクが行われるかというのが前提になってきますので私たちもワクワクしながら待ちましょう。
あと、天心選手が世界を獲るためのプロセスとして、前出の元世界3階級制覇王者ホルヘ・リナレスのコメントを有用してみました。
世界タイトルを獲るまでに、5戦挟むとした場合に逆算してみました。
- 日本タイトル10回戦奪取(現東洋太平洋8位)
- 東洋太平洋タイトル12回戦奪取
- 世界戦10回戦2戦を挟む
- 世界タイトルマッチ12回戦でタイトル奪取
と、このような仮説が立ちます。
つまり、天心選手のポテンシャルで考えると世界戦3戦で世界タイトル戦を行い、王者になる可能性を高い確率で秘めているということになります。
凄い選手が現れたものです。
もう期待しかありませんね。
まずは、日本タイトル戦を楽しみにしています。
まとめ
この記事では、那須川天心(ボクシング)選手の
- 世界戦の階級や時期
- 対戦相手(世界戦)や試合開催地
についてご紹介してきました。
那須川天心選手の戦いぶりは、すでに日本タイトルも手に入れるだけのパフォーマンスを見せつけてくれましたね。
早速、ネットでは東洋太平洋8位にランクされました。
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