こんにちは、かてぃおと申します。
農業を実際に始めようと思った時に一番困ったのが服装でした。
私が出会ったお師匠さんの畑にどんな服装で行けば良いのか迷っていた時、ある記憶が甦って「そう言えば、母が農作業をしているときの恰好っていつも同じような服装だったよなー」ってことだったんです。
農家の家で育った私は、小さい頃から母親の畑仕事に連れて行ってもらっていましたが、いつも麦わら帽子で長袖に腕抜きをして長ズボンに長靴が基本でした。
真夏の暑い時でも、なんでこんな服装をしているんだろうと思うことが何度もありましたが、それもちゃんと理由があったのです。
この記事では
- 農業初心者が知っておきたい服装や素材
- おしゃれなファッションで快適作業
について、ご紹介していきます。
農業初心者が知っておきたい服装や素材は?


まず、農作業をするときの服装ですが、天候や気温によっても使い分けが必要なので基本的な特徴をお伝えしていきます。
服装の特徴

- 速乾性:特に真夏に時期は、ユニクロのエアリズムのような機能性肌着が農作業を快適にします。
- 動きやすさ:腕の曲げ伸ばしや膝の曲げ伸ばしが容易にで着る伸縮素材が農作業を楽にしてくれます。家の中に仕舞っている古着を出して着用するのもありですが、それでだめなら、農作業に適したウェアを専門店などで探してみましょう。
- UVカットアイテム:紫外線が気になる季節は、だいたい7月から10月ぐらいまでと見ていますが、最近ではいろんなアイテムにUVカットが施されていますので必見です。
知っておきたい服装(基本)

- 長袖
- 長ズボン
- 長靴
- 手袋
- つばのある帽子
この5点があれば、夏冬関係なく速攻畑に行っても作業ができます。
服装が汚れて当たり前なのが農作業ですが、季節によっても服装に違いが出てきますし天気や気温も考えて服装選びをすることが大切です。
服装の素材と素材選びのポイント
- 長袖:最低限の条件として腕の曲げ伸ばしが容易か、そして汗をかいた時の速乾性がどうかで選ぶと良いでしょう。
- 長ズボン:長時間しゃがんだりする農作業の時に楽かどうかというのが大きな目安ですので膝の伸び縮み具合やズボンがずり下がって来ないかというのがポイントです。
- 長靴:農作業では、必ず水を使うことがありますので、膝下ぐらいまでの長さのものが良いです。
- 手袋:最近多くのみなさんが使われているのが、背抜きされていてムレづらく手のひらの表面はゴムが張ってあって作業しやすいのが特徴です。
- つばのある帽子:単にツバがあれば良いというのではなく、後頭部に直射日光が当たるのを避けるもので挙げれば、やはり麦わら帽子がおすすめです。
着替え
真夏は特にですが、農作業を集中してやると真冬でも汗をかきますし、また雨の日は合羽を着て作業すると必ず蒸れますので、肌着だけでも着替えたくなることがあります。
秋口になって来ると、どっぷりかいた汗を肌着が吸うことで体温を下げますのでそれが風邪をひく原因に。
男性は、青空の下で着替えができますが、女性の場合着替えられる場所が設置されているところであれば準備して向ましょう。
おしゃれなファッションで快適作業
最近は、農作業の服装も昔とは様変わりしていますね。
女性男性問わず、家庭菜園を始めたり畑を借りて野菜を作ったりという人生のスタイルが変わってきてそれに伴って服装もおしゃれになってきているんです。
腕カバー・腕抜き

特に女性にも必須なアイテムです。
普通に腕を覆い隠して肌を日焼けから守ってくれるものです。
腕抜きも意味は同じですが、こちらの場合は土いじり作業で手袋の中に土が入らないようにするたのアイテムです。
そして、虫から身を守ってくれるので男性女性も使って欲しいアイテムです。
ポロシャツ
ひと昔と違って、ポロシャツはとても品揃えが豊富で素材も多様化して発汗性のものが人気があるようです。
素材が軽く、脱ぎ着がし易いのが特徴なので、タンスに眠っている古着を引っ張り出して使うのがベスト。
また、襟は日差しから首元を守ってくれますので日焼けに効果的ですね。
冷却タオル・クールタオル
汗をかいた時に必須なのが汗拭きタオルですが、熱中症対策におすすめなのが冷却タオル・クールタオルです。
言い方が違いますけど機能は同じです。
- 水に濡らして使うタイプと水に濡らさずに使える2タイプがあります。
このように、ひと昔と違ってアイテムは豊富に揃っていますので積極的に使っていくことで熱中症対策していきましょう。
服装選びの注意点
服装選びですが、どうせ汚れるんだから家に仕舞ってある古着を着用するという発想は間違いではありません。
こらから挙げるポイントを参考に服装選びをすることをおすすめします。
こらから挙げるポイントは、服装や履物でNGなものを紹介します。
NGな服装や履物
服装や履物でNGなのは、
- TシャツやTシャツを含めた半袖のもの
- デニムやジャージ
- スニーカーや運動靴
この3点を抑えていれば、間違った服装を選ぶことはありませn。
まとめ
この記事では、
- 農業初心者が知っておきたい服装や素材
- おしゃれなファッションで快適作業
について、ご紹介してきました。
昔のひとは、ちゃんと理にかなっている服装をしていたというのがわかりました。
日本の農家さんは、明治大正昭和と先代の方々から受け継がれたこのスタイルも日本の文化なのかなという感じがします。
野菜や果物などの収穫の醍醐味を味わいたいという初心の気持ちを大事にして、作業していくことで必ず農作業の感動を味わえると信じています。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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