最近、家庭菜園を始める人が増えているようですね。
働き方改革や感染症予防などの理由によってテレワークが浸透してきたことが理由のひとつと考えられます。
いずれは、小さくても農業をやってみたかったというひとにはとてもよい環境だなーって思います。
ぼくも、お師匠さんに一年間付いて、週イチですが畑作業をした経験がありますので、これから農業を始めるんみなさんにとって、この記事を通してなにかお役に立てることがあるならば代えがたい幸せです。
畑作業で一番楽しみになのは、やっぱり収穫の楽しさですよね。
ほんとうに野菜ができるのだろうか、出来具合は大丈夫なのだろうかと心配な部分もありますが、野菜たちが成長する過程を見守れるというのも、なんとも言えない醍醐味でもあります。
そこで、短期間で収穫できる野菜やあまり手のかからない野菜など、農業初心者にも挑戦しやすい種類を中心にピックアップしてみました。
この記事では、
- 農業初心者におすすめ野菜
- 肥料や水やりが要らない春夏秋蚋野菜
について、ご紹介していきます。
農業初心者におすすめ野菜は?

農業を始めるみなさんにとって一番重要なのは収穫です。
初心者としては、挑戦したいけどできるだけ失敗は避けたいというのが本音。
そこで最低限の管理で、とにかく手間をかけず野菜を育てたいという初心者の方のために、収穫を楽しめる野菜をご紹介します。
おすすめ野菜とその理由
- にら

やはりなんといっても一番は”にら“です。
おすすめ理由
にらは暑さや病気にも強く、春から夏にかけて生育が早く1年の間に幾度も収穫ができます。
ぼくが通っていた畑でもにらを作っていましたが、お師匠さんはほったらかしでした。
苗の植え付け | 収穫 |
5月~6月 | 植え付けの2ヶ月後 |
- 葉ねぎ

おすすめ理由
葉ねぎは、長ねぎ(一本ねぎ)と同様薬味としてかかすことのできない野菜で、根本から葉先まで全部使えます。
ぼくが通っていた畑でも、お師匠さんが九条ネギを育てていて収穫期が多いのが特徴です。
苗の植え付け | 収穫 |
4月~9月 | 植え付けの2ヶ月半 |
- ミニトマト

おすすめ理由
初心者が家庭菜園を始める時に抵抗なく飛びつきやすい野菜がミニトマト。
支柱を立てて苗を支える工程が必要ですが、収穫もカンタンでしかも一度に多くの収穫ができるのが魅力です。
苗の植え付け | 収穫 |
5月~6月 | 7月~10月 |
- 大葉(青じそ)

おすすめ理由
非常に育てやすく、わき芽がどんどん伸びてきて葉をたくさん収穫できます。
多めに収穫できたときは、ご近所にあげたりとかもして喜ばれます。
苗の植え付け | 収穫 |
4月~6月 | 6月中旬~10月初旬 |
- 小松菜

おすすめ理由
小松菜は、暑さや寒さにも強くて丈夫で成長が早いのが特徴。
初心者でも失敗しない野菜です。
苗の植え付け | 収穫 |
3月~11月 | 4月~1月 |
- 水菜

おすすめ理由
春と秋の2回栽培できます。
くせがなく、サラダでも良し、鍋や煮物でも良し。
お料理に使える幅が多く、食卓で活躍する野菜です。
苗の植え付け | 収穫 |
3~4月、9~10月 | 4~6月、10~1月 |
- サンチュ

おすすめ理由
サンチュはレタスの仲間で、原産は中国。
害虫がつきにくく、防虫ネットをしなくても育てられるので初心者が菜園作りで葉物を植えるなら最初に取っ掛かりやすい野菜です。
食べ方としては、焼き肉を巻いて食べるのがもっともポピュラーですね。
苗の植え付け | 収穫 |
3~4月、5~6月 | 8月下旬、10~1月 |
ここまで、春から初夏にかけて種をまいたり、苗を植えたりして育てる7品種の野菜たちのご紹介でした。
肥料や水やりが要らない春夏秋蚋野菜を紹介
手間なしでほったらかしでも育つ野菜はいくつかありますが、肥料やみずやりが要らない春夏秋冬野菜というのは、”雑草“です。
野菜とは呼びませんが、じつは雑草でも食べられるものがあるんです。
また、お茶に使われている有名なものとしてはどくだみ。
地下で茎を伸ばして繁殖し続けていくのが特徴で、土の養分だけで成長していく雑草ですね。
この雑草が、はたして食材で使えるのか見ていきましょう。
食材として使う方法
- どくだみの葉
生春巻きにできますが、匂いが強いので好き嫌いがあります。
- オオバコ
葉っぱをさっとゆで、チャンプルーとしていただけます。
- スベリヒユ
熱湯でゆでて、おひたしにできます。
基本雑草はくせが強いのが特徴ですが、これらの雑草以外に毒性の強いものも存在しますので情報収集して取り扱ってください。
まとめ
この記事では、
- 農業初心者におすすめ野菜
- 肥料や水やりが要らない春夏秋蚋野菜
について、ご紹介してきました。
それでは、記事のまとめになります。
- にらは暑さや病気にも強くて生育が早く、幾度も収穫ができます。
- 葉ねぎは、薬味としてかかすことのできない野菜で、根本から葉先まで全部使えます。
- ミニトマトは、収穫もカンタンでしかも一度に多くの収穫ができるのが魅力です。
- 大葉は非常に育てやすく、わき芽がどんどん伸びてきて葉をたくさん収穫できます。
- 小松菜は、暑さや寒さにも強くて丈夫で成長が早いのが特徴です。
- 水菜は、春と秋の2回栽培でき、お料理に使える幅が多く食卓で活躍する野菜です。
- サンチュは、害虫がつきにくく防虫ネットをしなくても育てられ初心者が始めやすい葉物です。
- 肥料や水やりがいらない春夏秋冬野菜とは”雑草”のことを指しましたが、食用にもできるということです。
初心者のみなさんが農業を始めるあたって取り組みやすいおすすめの野菜たちをご紹介してきました。
葉物を中心にご紹介した理由は、収穫時の持ち運びや移動が楽なものばかりです。
ほかにおすすめ野菜で芋類や根菜類もあるのですが、収穫時の持ち運びが重いので移動が結構大変なので、今回の記事では割愛させていただきました。
ご自分で育てた野菜の収穫って思い入れがあるので、ホントにおいしくいただけるのでぜひ続けて欲しいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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