ぼくは小さい頃から母親の畑仕事を見て来ました。
一番好きだったのはスイカで、母が採ってくるサイズはスーパーで並んでいる小さなものではなくりっぱなスイカばかり。
一日に何個も採って来ることも珍しくないんです。
そんな時代を通して畑仕事を肌で感じ、近い将来自分の子供と家族で畑を借りて自給自足でお野菜を作りたいなという小さな夢の実現に向けての貴重な体験材料になっています。
でも、お野菜を作るのにいきなり農地を借りるのはお金もかかるし少々ードルが高いような気がするので、農業初心者向きのアルバイトやボランティアで経験を積むのもひとつの方法では?
という疑問から、学生が就職活動の一環で行っているインターンシップのようなものもないかなど調べてみました。
この記事では、
- 農業初心者向きの農作業体験が出来るアルバイトやボランティア
について、ご紹介していきます。
農業初心者向きの農作業体験が出来るアルバイトやボランティアは?


最近、農業男子や農業女子ということばが耳に入るようになりました。
それだけ、多くの人が農業に関心が高いことに気付きます。
一方で、農業はやりたいけどいきなり畑を借りるのに抵抗があったりという人も少なくありません。
そこで、自分で農業を始める前に農業アルバイトや農業ボランティアで経験を積むのも良いのではないかと色々探してみました。
農業アルバイト
調べてみると農業アルバイトの求人はけっこう出てくるんですが、単に農業と言っても作業内容も色々あるようなので、大まかにまとめてみました。
収穫スタッフ
農業初心者が、自分の畑を持つ前に農作業を経験するのには、農業アルバイトで農業を知る方法も一つではないかと申し上げました。
いくつかの情報を下記の表にまとめてみたところ、職種としてはやはり農作物の収穫スタッフがメインになりそうですね。
職種 | 露地栽培 / 施設野菜 / 畑作/収穫スタッフ | 仕事内容 | ブロッコリーやカリフラワーなどの生産・収穫・選別のお仕事です。 例えば・・ ・圃場(畑)の草取りなどの管理作業 ・収穫作業(収穫したものをコンテナ等に入れていく軽作業です)・選別作業などかぼちゃやさやえんどう等の生産、収穫作業など ・圃場管理(草取りなど) ・収穫作業 |
雇用形態 | アルバイト、派遣社員 ※正社員登用制度あり | ||
給与 | ・時給900円~1,200円
・月額給与例 900円×8時間/日×26日 187,200円 |
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勤務時間 | 08:00~17:00
08:00~17:30 |
と、こんな感じに集約されました。
アルバイトなのできっちりと仕事として対価をいただくということになりますので、賃金も発生する以上は、けっして農業体験感覚で飛び込む環境ではないと思います。
農業ボランティア

労働的に見て、アルバイトよりハードルが低いのではないかと調べてみたところ、今回は二つの例を参考にすることができます。
農業体験ボランティア
活動日程 |
9/26援農ボランティアも同時募集中! |
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募集対象 |
18歳以上の健康な方であればどなたでも参加できます。ご家族、ご友人、グループでのご一緒の参加も大歓迎です。 お友達ご紹介1名につき500円割引!! |
https://activo.jp/articles/81796
農作業サポート
子ども農園の農作業サポート&農作業体験参加の子どもサポートできる方募集!
必要経費 |
無料 学生750円 社会人1500円を参加費としていただきます。(昼食付)継続してご参加いただける場合は割引などさせていただきます。 |
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活動日程 |
随時活動(活動期間:1年間) 原則、毎週日曜日の活動(12時~16時)になります。最低月に2回はお越しいただたいです。 |
https://activo.jp/articles/71805
以上、農業体験ができる二つの案件を例に挙げて見ました。
これらの案件は、アルバイトで仕事して得られる体験とは少し違って、農業の基礎からを学ぶのにはもっとも現実的なアプローチではないでしょうか。
また、募集人員が決まっているようなので早めに問い合わせてみると良いですね。
農業インターンシップ
全国で約300社の農業法人が、農業インターンシップの受け入れを行っているのでこれから畑を持ちたいとか、就農を目指す方にとってはかなりの近道になるのではないかと思います。
申し込みや相談などの詳しいことは、全国新規就農相談センターで行っているということなので、一度連絡してみる価値はありそうです。
農業研修
地方自治体やJAを始め、農業法人などいろんな団体が長期的な研修を実施しているというケースもあり、農業で収益を上げて独立就農を目指す人を支援するための研修になっています。
ふるさとワーキングホリデー
ふるさとワーキングホリデーを聞いたことがありますでしょうか。
この、「ふるさとワーキングホリデー」とは、2017年に総務省が開始した取り組みで今年で4年目を迎えます。
コンセプトはこんな感じです。
都市に暮らす若い人たちが、一定の期間地域に滞在し働いて収入を得ながら地域の人たちとの交流の場や学びの場などを通して、通常の旅行では味わえない地域を丸ごと体感してもらい地域とのかかわりを深めてもらおうというものです。
働いて収入を得ながら地元の人との交流や田舎暮らしを楽しめるというもので、就農を本気で考えているみなさんには、将来の足掛かりになるもってこいの案件だと思います。
現地の滞在期間は、1~5週間で募集。
このような、短期中期型の農業体験はおすすめですね。
まとめ
この記事では、
- 農業初心者向きの農作業体験が出来るアルバイトやボランティア
について、ご紹介してきました。
どうでしたか。
アルバイトは、ボランティアとは違って賃金をいただくお仕事ですから、農業を学ぶという研修スタイルとはちょっと違いお金を稼ぐための労働と割り切った方は良いですね。
今回、この記事のタイトルにも掲げている、“農業初心者向きの農作業体験が出来るアルバイトやボランティア”については、一定の成果が見つけることができました。
テーマに沿ったトピックとして以下の4つの発見があり、個人で畑を持つ就農だったり、農業法人への就職だったりと夢が広まるばかりですね。
- 農業ボランティア
- 農業インターンシップ
- 農業研修
- ふるさとワーキングホリデー
これら、4つの農業体験は理想の就農を実現するための貴重なステップだと言えるでしょう。
最後までお付き合いありがとうございます。
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